ご使用後にその都度メンテナンス行うのは面倒で大変なので、たまにでもかまいませんが。 表面が白っぽく、そして、艶がなくなってきたかなと思ったら、オイルを塗ってメンテナンスしてあげることをおすすめします。 艶が蘇りより味わい深くなり、また、長持ちもします。
メンテナンスの方法
(1) 場合によっては紙やすりで表面を擦る。(毛羽立ちが激しくなってきた、いやな汚れが付いたなどの場合)但し、この工程はお好みでどうぞ。(やり過ぎると新品に近くなってしまい、経年変化による味わいが無くなってしまいます。)経年変化を残したい場合は、この工程は省いて下さい。
(2) 表面を乾燥した状態にし、天然のオイルを布やキッチンペーパー・ティッシュペーパーなどに含ませてムラなく塗る。
(3) 乾いた布やキッチンペーパー・ティッシュペーパーなどでしっかり拭き取り、風通しの良い場所で乾燥させる。
(4) ベタベタする感じが無くなってくれば、メンテナンスの完了です。
※使用する天然のオイルは、スーパーなどで購入出来る純度100%の食用の乾性油(エゴマ油、クルミ油、アマニ油など)がおすすめです。(乾性油とは、空気に触れると酸化して固まる油のことです。)
※乾性油は乾燥する過程で微量の熱が発生します。この、乾性油を含んだ布やペーパーを丸めたり重ねたりして放置すると、中に熱が蓄熱され、そのうちに高温になり、発火温度にまで達する場合があり危険ですので、メンテナンスで使用した布やペーパーは、安全な焼却設備で焼却するか、または、多量の水に浸して、乾燥しない程の水を含ませた状態のままで処分するのが基本です。