食器としては盛り付け皿として、もちろん調理用の器具としてはまな板としても使える、マルチに使用出来て使い勝手が良い、無垢のケヤキの一枚板から作られた木製のカッティングボードです。
さて、まな板とカッティングボードの違いをご存知でしょうか。基本的には、両者とも板の上で食品を切る為の物で大きな差は無いのですが、まず分けるとしたら用途の違いです。そのため、材質選びにも多少違いが出てきます。
まず、まな板は、主に台所で使うもので肉や魚や野菜をがんがん切る時の調理道具として使用されます。その為に、包丁の刃に優しく当たる様に柔らかい材質のものが多くなります。木の種類で言うとイチョウ、ヒノキ、ホウノキ、ヒバなどがあります。
次に、カッティングボードは、主に食卓でパンやケーキやチーズなどを切り分ける時に用いられるものです。 状況的には食卓のテーブルの上に置いたままで使用される場合が多いですので、調理用の道具としてのみに使用されるまな板よりも、必然的にビジュアルこだわったものが多くなります。
そのため、木の表情や木目が美しい木が好まれて使用されるようになります。木の種類で言うとケヤキ、オーク、ウォールナットなどの、英語ではHardwood(ハードウッド)とも呼ばれる広葉樹が多くなります。そして、それらの木は比較的に材質が堅いものが多いです。
最近では、ビジュアルがおしゃれな物が多いため、食品を切るという用途には一切使用せずに、盛り付け皿・プレート皿としての用途だけで使用されているカフェやレストランなども多く見受けられます。